BOOK

「マインド―心の哲学」ジョン・R・サール

映画「ターミネーター」や「マトリックス」など機械が意識を持ち行動するというような話が、まんざら嘘でもないような時代になってきた。 A.I.が進化し心を持ち得るのかという問題は哲学の領域でも議論されている。 有名な思考問題「中国語の部屋」を提...
BOOK

いま世界の哲学者が考えていること

哲学といえば、人生論や心の問題を扱う学問のように考えられがちだが、 いろいろな分野で活躍している。本書はその概要を紹介する。 IT革命、格差社会、テロ、宗教問題、環境破壊。 また新たな価値を創造する人口知能、遺伝子工学、Fintechなど。...
Photography

晩秋

晩秋っていうか真冬なんだけれども。 最近写真を撮る機会が少なく、ご無沙汰になってたが公園で久しぶりに50mmF1.2使ってみた。 昼間に撮ったけど露光の調整+LightRoomで薄暗くして。 もうほとんどの木に葉はないが、頑張って赤い葉をぶ...
BOOK

「賭博者」ドストエフスキー

口述を速記する方法で書かれた小説だが、他の作品と比べてややストーリーが単調な趣き。 ルーレットに興じる主人公はやがて賭博の虜となってしまう。 ドストエフスキー自体も賭博に興じて身を滅ぼした経験があるそうで、賭博場の情景は生き生きと描かれてい...
映画

映画「レヴェナント:蘇えりし者」

監督・脚本・製作:アレハンドロ・G・イニャリトゥ レオナルド・ディカプリオが初めてアカデミー賞を受賞した作品。 レオナルド・ディカプリオ演じるヒューグラスは、アメリカ西部の未開拓地にある毛皮ハンターたちのガイドを生業としていたが、先住民に襲...
BOOK

「水いらず」サルトル

サルトル 訳・伊吹武彦/白井浩司 他(1995)水いらず 新潮文庫 短編集。「水いらず」「壁」「部屋」「エロスラート」「一指導者の幼年時代」 実存主義という先入観をとっぱらって読む。 人間の死、性、暴力というものをグロデスクに描写する。 個...
Photography

フィルム写真について

時々フィルムで写真を撮る。 デジタルではない色というか味というか、それが何故かはわからないけど。 懐かしい感じがする。 去年の夏に茅ヶ崎での一枚です。 pentax mxに、FA30 F2.0のレンズで撮ってます。
BOOK

「観念的生活」中村義道

日記の形式だが、日々の出来事と同時に、著者の哲学的思考や考え方が知れるおいしい本。 そういうえば、スーザンソンタグの本も興味あるなぁ。
BOOK

「実存主義について」サルトル

サルトルを続けて読む。単行本であるため電車の中で本を開くには、少々難儀するが文庫本など出ていないためしょうがない。この本の前に読んだ「言葉」は時間がかかったが、「実存主義について」はそんなに時間はかからなかった。 内容については、サルトルが...
BOOK

「言葉」サルトル

サルトル自身の生い立ちから幼少期までの「読む」、「書く」ことについての自伝。 読了。 2,3点心に残るくだりがあったが、説明するには余りにも文才が無いから割愛。
せいかつ

政治家に立候補する人について

いろんな人が政治家になるために立候補する。 本来自分の生業とはまったく関係の無い者までいる。 政治や社会問題に対して何の信念の無い者。 ひとつの分野で発言するのは易かろう。概してそういう無知な自分を知らずに何の恥ずかしげも無く顔を出してくる...
せいかつ

映画「オデッセイ」

ホンダの車ではない。 長期の放浪,長い冒険という意味があるみたい。 火星に探検に行ったチームのうち一人だけ取り残されて、 イモを栽培して生き延びて、トンボ帰りしてきたチームとランデブーして無事帰還する話。 オチまでかいちゃった、ごめん。 リ...