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「読書術」加藤周一

本の選び方から始まって、読み方の指南を名著や良書の具体的な例を挙げながら紹介していく。エッセー風にわかりやすい文章で読みやすく、2~3日で読めた。
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「外套」ゴーゴリ

ドストエフスキーにして「我々は皆ゴーゴリの外套から生まれたのだ」と言わしめた小品。ロシアの貧しい人々の描写。アカーキイ・アカーキエヴィッチは小役人であり、ぼろの外套をまとい、少ない収入で暮らす。ある日外套を新調しようとする。 新調した外套を...
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「幸福について」アルトゥールショーペンハウアー

1851年に刊行された、「筆のすさびと落穂拾い」の中から「処世術箴言」の全訳である。 幸福を求めるための心構え、精神の保ち方を書いている。 平易な文章などなく、良い意味では読み応えがある。 もう一度読みたい本である。感想を書くほど理解できて...
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「哲学入門」バートランドラッセル

一言でいうと、全然入門書じゃない。 最初から、「現象と実在」など難しい問題について言及される。 難しい内容が続き読みたくなくなるが最後まで読んだ。 中盤以降はだんだんと慣れてきたのか読みやすく感じた。 TEDで、「我々には現実がありのままに...
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「本はどう読むか」清水幾太郎

本はどう読むか  清水幾太郎 読書論について言及した本を何冊か読んできたが、この本もなかなか面白かった。 私の古典は必ず素晴らしいという固定概念を打ち砕いた。 わからない所は読み飛ばす。 本の内容をどのように記憶するかなどなど、勉強になる事...
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「教育に関する考察」J.ロック

息子が生まれた。 子供を育てることについて、先人たちがどのような考えを持っていたのかを読みたくて、ジョンロックの「教育に関する考察」を読んでみた。 印象に残ったものを抜粋したい。 第一に注意すべきことは子供たちは、冬であろうが夏であろうが暖...
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「考えるヒント1~3」小林秀雄

批評家として著名な小林秀雄のエッセー集である考えるヒントを読んだ。 一冊目はまだ読めたがニ冊目は、意味が分からない文章が続きイライラしてくる。読めたもんじゃなかった。 二冊目、三冊目は急いで出したのかというほど、理解できない文が続く。 私の...
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「ソクラテスの弁明」プラトン

法はなぜ守らなければならないのか。日本からは自由に出て行ってもいいし自分の財産をそのまま持って行ってもよい。しかしこの国に住むためには、この国のルールに従ってもらう。それがどんなに自分にとって不都合でもこの国のルールなのだから。
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「テクニウム テクノロジーはどこへ向かうのか。」ケヴィン・ケリー

書いたのはワイヤード編集長だった、Kevin Kellyという人。 テクノロジーとは何か、 たくさんあるテクノロジーから我々は何を取捨選択すれば良いのか。 人類の歴史を紐解いて、古来のテクノロジーが現代の形に至るまでを分析する。 内容はまぁ...
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「精神分析学入門 」フロイト

古典で薦められる本の中で必ずと言っていいほど出てくるのが、フロイトの精神分析学入門である。 約一ヶ月くらいは足掛けでかかっていたが、読了した。 すぐには理解できないものばかりであったが、無意識の欲動が性に起因して発生するという考え方を根本に...
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そういう本は読まないので

ピープルウェアという本を一回読んだ後に会社に置きっぱなしにしていた。 私の会社には常駐して働きに来て頂いている人が4〜5人いるのだが、 そのうちの若い女性にこの本を薦めてみた。 「読む?」 「私そういうビジネス書のたぐいのものは読まないので...
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「新渡戸稲造論集」新渡戸稲造

かつての五千円札の人。 国連事務局次長、教育者、学者、外交家、評論家、英語ペラペラ、超インテリ。 「武士道」という有名な著作があるが、どこかの本に読書についてのエッセーがあると書いてあったから読んでみた。 内容は読書に関する言及も面白かった...