BOOK 「存在と苦悩」ショーペンハウアー 「存在と苦悩」読了。 難しい。もしかして翻訳が難しいのか、原本が難しいのか。 それはわからないが、読むのがつらかった。結局私にはまだ敷居が高い本なのだろう。 少ない理解の中でも心に残る言葉はあった。 幸福または不幸の度合いは外的要因によって... 2016.07.16 BOOK未分類本を読む
BOOK 「怠惰への賛歌」バートランド・ラッセル 私のような一般的な社会人は、無条件に働く事は美徳であると信じていたが、本当にそうなのか。もっと良い生活を送りたいし、良いものや食事、生活をおくりたいと思っている。たが他の国では1日なにもせず寝て暮らしているような国もある。幸福の度合いは我々... 2016.05.29 BOOK未分類
BOOK 「自殺について」ショーペンハウアー ショーペンハウアーの晩年の著作「パレルガ・ウント・パラリポーメナ」の中の一部、その中の五篇である。 ・我々の真実の本質は死によって破壊せられえないものであるという教説によせて ・現存在の虚無性に関する教説に寄せる補遺 ・世界の苦悩に関する教... 2016.03.20 BOOK未分類
BOOK 「人生を半分降りる」中村義道 普通に社会生活に身を置きながら隠遁するという「半隠遁」という生き方。 結局皆最後には死んでしまう。それを考えずしてだらだらと目先の楽しみだけを欲求して生きている。それはむなしい。半分は社会的に生きるが、半分は妥協せずに内部の声を聞き分ける。... 2016.03.20 BOOK未分類
BOOK 「私の嫌いな10の人びと」中村義道 時々中村義道の本を読んでいる。といいながら今月3冊も読んでいるが。。。 その中の一冊。 日本人の本音とタテマエ。発する言葉とそこにある不可解な意味。本性がどれほど愚劣で忌むべきものなのかを語る。あとがきが麻木久仁子なのが気に入らない。 2016.03.20 BOOK未分類本を読む
BOOK 「差別感情の哲学」中村義道 被差別特権階級とは別に日常社会にも差別は通奏低音のように流れている。 身体的特徴、学歴、家族愛、病気、恋愛、資産、いろんな事を口にするたびに高みから見下ろす人間の悪臭が放たれる。 無意識のうちに、何気ない一言に、被差別者は全身に傷を負う事も... 2016.03.05 BOOK未分類
BOOK 「罪と罰」フョードル・ドストエフスキー 本はずいぶん前に購入していたのだが、なかなか読み始める勇気がでなかった。3週間くらいかかって、読了。 個人的には「白痴」より面白かった。 戦争や革命が起これば英雄の名のもとにたくさんの血が流されるのに、一人のしらみみたいな人間を殺めただけで... 2016.02.21 BOOK未分類
BOOK 本の精選について 世の中には本が溢れている。 本屋に行けば毎月毎月新刊が発売され、平積みする棚に所狭しと並べられている。 大衆受けするのは、いかにもそうだと思わせる本や平易で理解しやすくセンセーショナルな 表題をつけた売る為だけの本が多い。ビジネス書といった... 2016.02.13 BOOKDAILYLIFEせいかつ未分類
BOOK マルクス・アウレリウス・アントニヌス ローマ帝国の5賢帝の一人である。 読書と瞑想が好きなマルクスは不本意ながら皇帝となり国を治めた。 純粋に哲学者として生きたかったマルクスだが、それを諦め、 自分の理想とするところを現実化するために粉骨砕身、国の為に働いた。 彼の深い思索は「... 2016.02.02 BOOK未分類
BOOK 「勝者に報酬はない・キリマンジャロの雪―ヘミングウェイ全短編」アーネスト・ヘミングウェイ 短編集。「清潔でとても明るいところ」が読みたくて買った。 短い小説ながら奥深い味わいがあって、何度も読みたい小説である。 その他にも「キリマンジャロの雪」など珠玉の短編集がある。 2016.01.30 BOOK未分類
BOOK 「教育論」バートランド・ラッセル 岩波書店から出ているラッセルの教育論を読了。 教育論といえば、ジョンロック、ルソーなどがあるが、残念ながらラッセルの教育論は絶版になっている。 今は中古でしか手に入らない。 ラッセルは、哲学者であり数学者でもある。ジョンロック、ルソーより後... 2016.01.12 BOOK未分類