仕事柄、派遣や準委任などITエンジニアに協力していただくために面接を行う事があるのだが、以前と違ってエンジニアのレベルが下がっている。新人同然の人が研修を受けただけ、やる気はあるけどとても即戦力ではない人。経歴を見ながら質問するととても薄っぺらい回答しか来ない。
最近よくあるのが、他業種を１～２年で辞めて技術者になった、最近のIT人材不足にかこつけた、若手。
経歴書には、てんこ盛りに言語やフレームワーク、ツールを書いてくるけど、仕事してきた環境を書けばいいってもんじゃないし、量が多けりゃいいってもんでもないでしょ。
「在宅希望です」やることやればいいんでしょみたいな。はっきり言って、よっぽどの技術者や経験を積んでいる人じゃないと仕様書と簡単な指南だけで、結果ハイOKみたいな事にはならないし、正直テスターくらいしか使い道が無い。それでいて、要求はプロの技術者なみに言ってくるので（金額も！）、辟易している。
派遣元もとりあえず人をほうりこんで、しばらく使わせたら、経歴に追加して上乗せ金額で再提示する。
悲しいかな技術一本でやってきたって言っても、かなりとんがった優秀な人じゃないと、先はないのかなって思ったりもする。
重要なのはツールを知っているのではなく、ツールを使って生み出せる人だと自分は思います。
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