哲学といえば、人生論や心の問題を扱う学問のように考えられがちだが、
いろいろな分野で活躍している。本書はその概要を紹介する。
IT革命、格差社会、テロ、宗教問題、環境破壊。
また新たな価値を創造する人口知能、遺伝子工学、Fintechなど。
個人的に興味があったのは、IT関連の話と人間の意識について。
高度化するコンピュータが心を持ち得るのか。
「中国語の部屋」などで著名な哲学者ジョンサールや、
カンタンメイヤスー、ダニエルデネットなどの紹介。
中身がどうかというより、哲学書の案内に近い内容かな。
感化されてジョンサール2冊、ダニエルデネット1冊を丸善で購入してしまった。
読みたい本だけが増えていくけど読む時間がない。もう一度ショーペンハウアーの「読書について」を再読して猛省するか。
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